テクニカルFAQ

質問

Smart-UPS RT シリーズおよび拡張バッテリー SURT192XLBPJ, SURTA48XLBPJと火災予防条例について

Smart-UPS RT シリーズならびに増設バッテリ SURT192XLBPJ, SURTA48XLBPJ使用時の火災予防条例 について説明します。

火災予防条例について
無停電電源装置を設置すること等により、バッテリ容量(Ah・セル)の合計が4800Ah・セル以上となるときは、専用不燃区画に設置する必要があります(火災予防条例準則第11条、13条)。
詳しい内容を所轄消防署にお問い合わせの上、「設置届書」をご提出ください。

装置のバッテリ容量
バッテリ容量の計算式は以下のようになります。

【対象と容量について】

SURT7500XLJ, SURT8000XLJ, SURT10000XLJ の場合
・ 増設バッテリ(拡張バッテリパックSURT192XLBPJ) 4台目から、火災予防条例の規制対象となります。
・ UPS本体の容量: 960(Ah・セル)
・ 増設バッテリ(拡張バッテリパックSURT192XLBPJ)1台あたりの容量: 960(Ah・セル)


SURT5000XLJ, SURTA2400XLJ, SURTD6000RMXLJP3U の場合
・ 増設バッテリ(拡張バッテリパックSURT192XLBPJ) 5台目から、火災予防条例の規制対象となります。
・ UPS本体の容量: 480(Ah・セル)
・ 増設バッテリ(拡張バッテリパックSURT192XLBPJ)1台あたりの容量: 960(Ah・セル)


SURTA1500XLJ の場合
増設バッテリ(拡張バッテリパックSURTA48XLBPJ)は最大10台までですが、4800Ah・セルを超えないため火災予防条例の規制対象外となります。
・ UPS本体の容量 : 216 (Ah・セル)
  12V/9Ahのバッテリ4個使用であるため、9Ah×6セル×4個=216Ah・セル
・ 増設バッテリ(拡張バッテリパックSURTA48XLBPJ)1台あたりの容量 : 432 (Ah・セル)
  12V/9Ahのバッテリ8個使用であるため、9Ah×6セル×8個=432Ah・セル
 
  • 容量(Ah・セル) = 単電池(セル)あたりの定格容量(Ah:鉛畜電池では20時間率を基準) × 単電池数(セル)


備考: 計算方法
UPS本体(SURT7500XLJ,SURT8000XLJ, SURT10000XLJ) 及び 増設バッテリ(拡張バッテリパックSURT192XLBPJ) は、96V/5Ah のバッテリトレイを4個使用しています。
また、使用されている小形鉛蓄電池は1セル当たり電圧が2Vのため、 1台のバッテリトレイのセル数は、96V÷2V = 48(セル)となります。
セルの定格容量は5Ah(20時間率)であるので、増設バッテリ1台当たりのバッテリ容量は、48(セル)×5(Ah)×4(個) = 960(Ah・セル)/1台 となります。

UPS本体(SURT5000XLJ,SURTA2400XLJ, SURTD6000RMXLJP3U)では、 96V/5Ah のバッテリトレイを2個使用しています。
同様にバッテリ容量は、48(セル)×5(Ah)×2(個) = 480(Ah・セル)/1台 となります。

したがって、火災予防条例の規制対象は、

SURT7500XLJ,SURT8000XLJ,SURT10000XLJの場合、UPS本体 960(Ah・セル) + SURT192XLBPJ 960(Ah・セル) × 3台 = 3840(Ah・セル)
となり、増設バッテリ4台目から、4800(Ah・セル)を超えるため規制対象となります。

SURT5000XLJ,SURTA2400XLJ,SURTD6000RMXLJP3Uの場合、UPS本体 480(Ah・セル) + SURT192XLBPJ 960(Ah・セル) × 4台 = 4320(Ah・セル)
となり、増設バッテリ5台目から、4800(Ah・セル)を超えるため規制対象となります。
これは役に立ちましたか?
私たちは情報を改善するために何ができるのでしょうか?