テクニカルFAQ

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PowerChute Network Shutdown v4.2の2ノードvSAN対応について

このページでは、PowerChute Network Shutdown v4.22ノードvSAN 対応について説明しています。3ノード以上のvSAN、およびvSANに関わる共通事項やシャットダウンにおける注意事項については、こちらのページ(FA53879)をご参照ください。
※ vSANクラスターに含まれるホストのうち1台がメンテナンスモードに移行しない問題があります。そのためこちらのページ(FA329212)を参照し、PowerChute Network Shutdownの設定を実施してください。

vSANクラスターを構成する最小ノード数は2台ですが、クラスター構成ノードとは別にWitnessアプライアンス用の物理ノードが必要なため、2ノードvSAN環境は最小3台のESXiノードで構成されるシステムになります。
PowerChute Network Shutdown for Virtualization(以降、PowerChute)のインストール先について、2ノードvSANシステム外部のWindowsサーバへのインストール、および、2ノードvSANシステムのWitnessアプライアンスが動作するクラスター外のノードである3台目のESXiホストにインストールのどちらも可能です。3台目のESXiホストには、PowerChute仮想アプライアンスのデプロイ、もしくは、vSphere Management Assistant vMA PowerChuteをインストールします。

PowerChuteによるシャットダウンシーケンスにおいて、Witnessアプライアンスの停止はvSANクラスターが稼動しているESXiホストのメンテナンスモード移行前に実行されます。(Witnessアプライアンスはメンテナンスモードに移行せず、仮想マシンの停止で実行します。)vCenter Serverが稼動している状態ではアラートが挙がりますが、システムを停止させるシャットダウンプロセスおよび再起動には影響ありません。

PowerChuteのアドバンスドUPS構成の構成例】

《サポートされる構成》
vSAN クラスターを構成する2台のホストが同じUPSグループから電源供給されている場合
vSANクラスターを構成する2台のホストが同時に電源障害の影響を受けるため、全ホストをシャットダウンする構成となりますので、サポート対象です。

シングル/冗長UPS構成の例
外部WindowsマシンにPowerChuteをインストールして管理する構成



vSANクラスター外の3台目のESXiホストにPowerChuteをインストールして管理する構成



アドバンスドUPS構成の例
外部WindowsマシンにPowerChuteをインストールして管理する構成




《サポートされない構成》
vSANクラスターを構成する2台のホストがそれぞれにUPSを接続して電源供給されている場合
vSANクラスターノード2台のうち1台に接続されたUPSが電源障害を検知した場合は、障害が発生したホストの仮想マシンは、もう一方のホストにフェールオーバーしてホストを停止し、システムの運用を続けます。2台目のUPSが電源障害を検知すると、ホストはフェールオーバーを実行できず、vSANの稼動は不可となりますが、PowerChuteはこのシナリオに基づいたシャットダウンを行うことができないため、サポート外の構成となります。

外部WindowsマシンにPowerChuteをインストールして管理する構成



vSANクラスター外の3台目のESXiホストにPowerChuteをインストールして管理する構成



公開日:2018年5月30日
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