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PowerChute Network Shutdown v3.1で、UPSが電源障害から復旧後、復電により起動したESXiホストが再度シャットダウンされる

このページでは、PowerChute Network Shutdown v3.1で、UPSが電源障害から復旧後、復電により起動したESXiホストが再度シャットダウンされる問題について説明しています。

【問題の概要】
アドバンスドクラスター構成において、UPSが電源障害から復旧後、復電により起動したESXiホストがPowerChute Network Shutdownにより再度シャットダウンされる。

【対象製品】
PowerChute Network Shutdown for Virtualization v3.1

【問題の発生条件】
以下の条件が 全て該当する場合、本問題が発生します。
 

  • VMware ESXi バージョン4.xおよび5.x
  • PowerChute Network Shutdownを物理マシン(Windowsマシン)にインストールし、UPS重大イベント発生時にこの物理マシンはシャットダウンしない場合
  • PowerChute Network Shutdownをアドバンスドクラスター構成に設定
  • コンセントグループのあるUPSを使用し、ESXiホストはUPSのメインコンセントグループに登録
  • PowerChute Network Shutdownの [Shutdown Settings(シャットダウンの設定)]ページで、UPSの重大イベントに対し[Turn off the UPS(UPSの電源をオフにする)]または[Turn off the UPS Outlet Group(UPSコンセントグループの電源をオフにする)]オプションを選択
 以上の条件のうちひとつでも該当しないものがあれば、問題はありません。


【原因】
アドバンスドクラスター構成で構成時、ホストがメインコンセントグループを使用する場合に、PowerChute Network Shutdownが"UPS Critical event: UPS Turn off initiated"イベントのクリアに失敗する。

【問題の詳細】
Network Management CardのインタフェースからUPSオフのコマンドが実行された場合、または、UPS重大イベントの発生によりPowerChute Network ShutdownがUPSオフを実行した場合、PowerChute Network Shutdownのログに"UPS Critical event: UPS Turn off initiated"イベントを記録し、仮想マシンとESXiホストのシャットダウンを行う。
電源障害の復旧によりUPSが再びオンになり、ESXiホストが電源オンになると、PowerChute Network ShutdownはこのESXiホストを再びシャットダウンする。
その後、ESXiホストを電源オンにしても、PowerChute Network Shutdownはシャットダウンを実行し、ESXiホストを起動することができない。

【回避方法】
ハードウェア構成を変更可能な場合
  • Smart-UPS SMT750Jはメインコンセントグループのみを備えています。アドバンスドクラスター構成でESXiホストを保護するUPSとして、Smart-UPS SMT750J以外のUPSを使用してください。
  • Smart-UPS SMTシリーズは、メインコンセントグループと、切替コンセントグループの両方を備えています。Smart-UPS SMTシリーズを使用する場合、ホストとの電源ケーブルの接続と、PowerChute Network Shutdownの設定でコンセントグループ-1 (Outlet Group 1)を使用してください。

ハードウェア構成を変更できない場合
  • PowerChute Network Shutdownの"PowerChute Setup"を実行し、"VMware Host Protection"ページで、ESXiホストの登録されているコンセントグループをメインコンセントグループから、いずれかの切り替えコンセントグループに変更してください。

事象発生後の対処
  • PowerChute Network Shutdownサービスを再起動してください。


【注意】
以下の場合、本問題は発生しませんので、上記対策は不要です。

1. コンセントグループのないUPSを使用している場合 (Smart-UPS SUAシリーズ、Smart-UPS RTシリーズ、Symmetraシリーズ)
2. 切替コンセントグループのみ備えたUPSを使用している場合 (Smart-UPS SMT1200RMJ1U3W、SMX3000RMJ2U3W)
3. ESXiホストを切替コンセントグループに登録している場合
4. UPSクリティカルイベント発生時、PowerChuteをインストールしたマシンがシャットダウンする場合
5. シングル、冗長、パラレルUPS構成で構成時
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