テクニカルFAQ

質問

PowerChute Business Edition "長時間低電圧状態" イベント

PowerChute Business Editionに記録される"長時間低電圧状態"イベントについての説明です。

イベント概要:
Smart-UPSが1時間以上にわたってAVR Boost機能が作動しています。
これは、UPSが接続されている商用電源が低電圧の状態であることに対して、UPS内部で電圧を上げて、負荷機器に電源を出力していることを示します。

AVR BoostとはSmart-UPSに標準搭載されている自動電圧調整機能となり、
本機能はご使用されている電源環境において商用電源の電圧が、設定されているしきい値を下回った場合に作動します。
このしきい値はPowerChute Business Editionではバッテリ切り替え値(下限)で確認、設定が可能です。(下記、推奨する対処方法の【設定値変更方法】参照)
 

図. ステータス画面 (長時間低電圧状態)
 
イベント動作:
警告を示すものとなり、UPSはAVR Boostを作動させていますが、イベント発生に伴ったPowerChute Business Editionの動作はありません。

推奨する対処方法:
AVR Boost LEDが常時点灯(イベント:長時間低電圧状態)・作動している場合でもUPSの寿命等に影響するものではなく、
このイベントに対して特別な対処の必要はありません。

このイベントとともに電源障害のログも頻繁に記録される場合には電圧等、電源環境が不安定であることが考えられます。
その発生具合によってはバッテリの早期劣化の要因となる場合がございます。
頻繁に動作する時間帯を確認のうえ、電源が乱れる原因を確認いただくことを推奨致します。
また、UPSの設定を変更して動作を軽減する際には下記の変更方法を確認ください。

【設定値変更方法】
v9.1.1以降
コンソール画面から対象デバイスをダブルクリックし、表示されるブラウザから [ UPS名 ] - [ UPS設定 ] を選択し
表示される"電源設定"の切り替え電圧下限ならびに電力品質感度の項目で変更してください。

v9.0.3以前
デバイスのプロパティにて 左下の詳細項目の表示にチェックを入れた上で [全般] - [電源パラメータ] を選択し
表示される"電源の項目"バッテリ切り替え値(下限)ならびに感度の項目で変更してください。

 ■設定変更に際してのしての注意事項
 UPSはバッテリ切り替え値をもって動作するため、変更された場合これまで供給されなかった低電圧が供給されることで、負荷機器が対応できる範囲において電圧値に変更してください。
 
・ 参考
  • [電源障害]イベントについては、こちらをご参照下さい。
これは役に立ちましたか?
私たちは情報を改善するために何ができるのでしょうか?