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PowerChute Business EditionでSmart-UPS(SU/SUAシリーズ)がエージェント追加時に適用できない場合の対処方法

PowerChute Business EditionにてSmart-UPS(SU/SUAシリーズ)を使用時にエージェントを追加できない場合の対処方法についての説明です。

PowerChute Business Editionにてサーバインストール時、もしくはコンソールより新しいエージェントを追加する際に

1. エージェントが検出されたデバイスにリストアップされない
 
2. 検出されたデバイスを追加、適用を行うと、”× 設定プロファイルを***に適用できませんでした” と表示され追加できない

これらエージェントを追加できない場合においては、以下の手順を踏んで確認を行ってください。

 

図1. デバイス追加画面
図2. 適用失敗
 


1. エージェントが検出されたデバイスにリストアップされない場合の対応方法
図1の(1)に項目が表示されない場合
(1)に表示されない場合にはネットワーク内にエージェントサービスが動作しているコンピュータが存在しない、
もしくは、ファイアーウォール等においてUDP 2161ポートが閉じられていている、エージェントとサーバに登録したユーザ名とパスワードが一致しないことでリストアップされないことが考えられます。
以下の順に確認を行ってください

[確認項目]
1-1. エージェントが正常に起動していることを確認
PowerChute Business Editionのエージェントのサービス、デーモンが動作しているか確認ください。
PowerChute Business Editionのエージェント動作確認方法はここをクリックください。
 
1-2. エージェント、サーバ間の通信が接続されていることを確認
PowerChute Business Editionのサーバからエージェント検出を行う際は下記のポートを利用します。
このため、ポートが開いているか確認ください。
  
Protocol : UDP
Port :      2161
          ※ポートを解放する方法に関しましては、各種アプリケーションメーカ様、OSメーカ様にお問い合わせ頂けますようお願いいたします。

1-3. エージェントとサーバのユーザ名、パスワードが同一であることを確認
PowerChute Business Edition エージェント、サーバをインストールした際にユーザ名、パスワード を入力頂きますが
このユーザ名、パスワードが同一である場合にのみ、エージェントが検出されデバイスにリストアップされます。

このため、ユーザ名、パスワードが異なる場合は、一度エージェント、サーバをアンインストールのうえ、再インストールをすることで、再度ユーザ名、パスワードが変更可能となります。
(インストール後にエージェント、サーバの各々のユーザ名、パスワードを変更することはできません。)
 


  
2. デバイスリストに追加し、適用ボタンを押した際に ”設定プロファイルを***に適用できませんでした” と表示された際の対応方法
図1の(2)にデバイスを追加し、適用をクリックした際に 図2のメッセージが出た場合には
エージェントをインストールしたコンピュータとUPSがシリアルケーブルもしくはUSBケーブルを介しての通信が確立していないことが考えられます。

2-1. PowerChute Business Edition同梱シリアルケーブルが接続されていることを確認
     PowerChute Business Editionでご利用いただくケーブルは専用結線となりますので、正しいケーブルが接続されていることを確認ください。
 

■アドバンスポート(UPS本体に接続するケーブル)

下記のケーブルがUPS本体に接続されていることを確認ください。
 
黒色ケーブル                                     
ケーブル刻印 940-0024x (xは任意の文字列)
  

■シリアルポート(AP9607やAP9207のベーシックポートに接続するケーブル)
下記のケーブルがAP9607(2-Port Interface Expander Card)、AP9207(Share UPS 8-Port Interface Expander)のベーシックポートに接続されていることを確認ください。
 
灰色ケーブル、もしくはケーブル白、PC側コネクタ緑色のケーブル       
ケーブル刻印 940-0024x (xは任意の文字列)
      

2-2.エージェントのUPSタイプの確認

エージェントをインストールする際に自動検出以外は手動でUPSタイプを選択します。
このUPSタイプによりUPSとの通信方法が異なりますので確認ください。
異なっている場合は一度エージェントを再インストールいただき、再度設定ください。
UPSタイプについての説明は ここをクリックください。

2-3. UPS - シリアルケーブル - Comポート間の通信が取れていることを確認

サーバとUPS間の通信が確立しているか確認する方法を下記に記載させて頂きます。

■準備
事前にAPC PBE Agentサービスを停止する必要があります。

尚、下記の確認方法においてハイパーターミナルを使用いたしますが、インストールされていない場合にはWindows コンポーネントの追加と削除よりインストールを行う必要がございます。
詳細につきましてはMicrosoftの技術情報ページより"ハイパーターミナルをインストールする"をご参照ください。

■確認方法
Windowsで用意されているハイパーターミナルよりUPSとの通信の正常性を確認します。

1. ハイパーターミナルを起動します ([スタート]>[プログラム]>[アクセサリ]>[通信]>[ハイパーターミナル])。
2. [接続の設定]画面が表示されたら[UPS]と入力し、アイコンを選択します。次に[OK]をクリックします。
3. [接続の設定]画面が表示されます。[接続方法]からUPSが接続されているCOMポートを選択します。
4. 指定したCOMポートのプロパティが表示されます。ボーレートが2400、データビットが8、パリティなし、ストップビットが1 に設定されていることを確認して下さい。(図3)
5. これらの値が正しく設定されていることを確認したら、[OK]をクリックします。カーソルが点滅している画面が表示されます。
大文字の"Y"を入力します(CapsLockキーがオフの状態でSHIFT+Yキーを押す)。
UPSとの通信が正常であればSMと表示されます。(図4)
この文字が表示されない場合は、手順3に戻って他のCOMポートを選択して下さい。(図3)
 
図3. ハイパーターミナル設定画面
   
図4. コマンド入力後の表示
    

2-4.UPSの再起動
2-3にてシグナルが戻ってこない場合には、UPSとコンピュータ間の通信が整っていないこととなります。
   この場合にはOS - UPS間の通信ができないことからPowerChute Business Editionについても通信が確立しません。
原因としてはコンピュータのComポート、ケーブル、UPSのComポートいずれかに支障が生じていると考えられ、これらを確認する必要があります。

UPSを再起動してください。この際には接続をしている負荷機器を停止のうえ、UPSの電源ボタンのOn/Offではなく、必ずブレインオフを行い、再度電源投入を行ってください。
ブレインオフについてはここをクリックください。


2-5. 別のコンピュータ、ケーブルを使用しての接続確認
別のコンピュータをご用意いただける環境であればそちらとUPSを接続いただき通信が確立するか手順5.に従いハイパーターミナルを使用し通信を確認してください。
別のケーブルをお持ちの場合にはケーブルを変え確認を行ってください。
ラップトップコンピュータをお使いの場合は、製造元のラップトップ設定プログラムを使用して、正しくCOMポートに電源が供給され、正常に動作しているかどうかを確認して下さい。
 

 

以上の全て行っても通信を確立できない場合は、 コールセンターにお問い合わせください。
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