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2-Port Interface Expander Card (AP9607)、Share UPS 8-Port Interface Expander (AP9207)のディップスイッチ設定方法

このページでは、2-Port Interface Expander Card (AP9607)、Share UPS 8-Port Interface Expander (AP9207)のディップスイッチ設定方法を説明しています。
製品のディップスイッチによってシャットダウンタイプが選択可能です。
 

 
図1. AP9607 ディップスイッチ
 
                    表1. AP9607 ディップスイッチ設定項目
スイッチモード
スイッチ設定
スイッチ
1
2
3
4
コンファーム (デフォルト)
0
0
0
-
ローバッテリ
0
0
1
-
タイマー
2分
0
1
0
-
5分
0
1
1
-
10分
1
0
0
-
15分
1
0
1
-
30分
1
1
0
-
60分
1
1
1
-
アドバンス
YES
-
0
NO
1

コンファームモード(デフォルト)
コンファームモードは、シグナルケーブルで接続されているそれぞれの装置がUPSに対してOSシャットダウンに移行したことを通知し、すべての装置がシャットダウンした後にUPSが出力を停止します。
このモードでは、バッテリを使い切る前にUPSが出力を停止することから消費するバッテリ容量を節約できる上に、保護されている装置がすべて正常にシャットダウンしてからUPS をシャットダウンすることができます。

ご注意:
デフォルトのディップスイッチはこのコンファームモードに設定されています。通常はこのモードでの使用を推奨いたします。
PowerChute Business Edition for Linux, Solarisでご使用されるコンピュータによってはこのモードではUPSがシャットダウンに移行しない場合がございます。その際にはタイマーモードにて運用ください。
PowerChute plus for UNIXのシンプルシグナリングについてはこのモードに対応しておりません。
コンファームモードに対応していない機器が一台でも接続されている場合には以下の説明にある別のモードにて運用ください。


タイマー・モード
タイマーモードは、UPSが電源障害などによってバッテリ運転した際にInterface Expanderのディップスイッチにて設定した時間を継続した場合に擬似的にローバッテリ信号を出してコンピュータをシャットダウンさせるモードです。タイマーモードでシャットダウンを開始するとローバッテリ信号時間でUPSは電源出力を停止します。
ディップスイッチ1、2、3 を使用して、あらかじめ決められている6 つの時間値から1 つを選択します(表1の該当セクション参照)。

備考:
PowerChuteはシャットダウンシーケンスまでの時間をInterface Expanderのタイマー設定時間よりも長く設定してください。
タイマーモードを用いることでPowerChute(電源管理ソフトウェア)を使用していない環境下において、電源障害発生・継続に設定された時間においてUPSをスリープモードに移行することが可能です。


ローバッテリーモード
ローバッテリーモードでは、Interface ExpanderからはUPS をシャットダウンさせる自動的なコマンドは発行されません。UPSは通常通りに機能し、バッテリーが消耗した時点でローバッテリを通知しバッテリが切れ次第、出力停止します。ローバッテリーモードでは、UPS はバッテリー容量を完全に使い切ることより、選択できるモードの中で停電中のコンピュータの稼働時間を最長にすることができます。


アドバンス
アドバンスではアドバンス・ポート(UPS本体のポート)の動作について、Interface Expanderにあるディップスイッチの4 の設定で以下のように動作を変更します。
・ディップスイッチの4 番を0(下)にすると、アドバンス・ポートは通常通り動作し、コンファームモードでシャットダウンの準備が整うのを待ちます。
・ディップスイッチの4 番を1(上)にすると、アドバンス・ポートは、常に準備が整ったものとされます。

通常はデフォルトの0にてご使用ください。1にすることでInterface Expander上の機器の動作状態は無視されアドバンスポートのコンピュータの設定に従いシャットダウン処理されます。


Share UPS 8-Port Interface Expander (AP9207)
AP9207についても表1に基づく設定でシャットダウンタイプを選択可能です。
ディップスイッチの数字、1〜4の割り振り(表記)がAP9607と異なり、右から1で始まることにご注意ください。(図2)
AP9207の製品上部に表記があるように設定は表1のイラスト通りの設定がモードとして反映されます。


 
図2. AP9207 ディップスイッチ
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