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PowerChute Network Shutdown for Virtualizationの使用時、電力復電後にUPSが自動起動しない

このページでは、PowerChute Network Shutdown for Virtualizationを仮想OS環境で使用時に、UPSが電源障害から復旧したタイミングによっては、UPSが自動起動せず手動起動が必要となるケースについて説明しています。

【対象製品】
PowerChute Network Shutdown for Virtualization v3.1, v4.0

【問題の概要】
PowerChute Network Shutdown for Virtualizationを使用し、仮想マシンの移行、または仮想マシンのシャットダウンを有効としている場合、ホストのシャットダウンが開始する前に電力が復帰すると、UPSが自動起動しない。

【詳細】
対象バージョンのPowerChute Network Shutdownでは、PowerChuteがUPSに対して電源オフコマンドを発行するタイミングは、仮想マシンの移行/シャットダウンに対して設定された遅延時間が経過した後になります。
仮想マシン移行/シャットダウン遅延時間が経過する前にUPSの電力が復電した場合でも、PowerChuteはUPSに対して電源オフコマンドを遅延時間後に送信し、UPSを停止させます。
この場合、手動でUPSの電源を入れて頂く必要があります。

【回避方法】
バージョン v4.1で、UPSに電源オフコマンドを送信するタイミングが変更されており、仮想マシンの移行/シャットダウン開始後に電源復帰した場合でもUPSの自動起動が行われます。

v4.1より以前の対象バージョンを引き続きご使用される場合は、PowerChuteからターンオフ命令の発行を無効にし、Network Management CardのLoad Shedding機能を使用します。(以下の項目を参照)

【Load Shedding (負荷制限)機能を使用する場合の設定方法】
Load Shedding (負荷制限)機能を使用しシャットダウンする場合は、以下の手順に従い設定してください。
  1. PowerChute Network Shutodnw側で、On Battery検知時のシャットダウン処理を無効にする
  2. Network Management CardのWEB UIにログインし、[Configuration] > [Outlet Groups] を選択。[Outlet Group Settings]ページで、対象のコンセントグループを選択する。
  3. Load Shedding設定の"Skip outlet off delay"のチェックを外す
  4. 同ページで、"power failure lasts longer than" にチェックし、入力欄に秒数を入力する
設定箇所は以下の図を参照してください。

 
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