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1台のUPSに複数台のPowerChute Network Shutdownエージェントマシンが接続されている場合の注意事項

このページでは、1台のUPSに複数台のPowerChute Network Shutdownエージェントマシンが接続されている場合の注意事項について説明しています。

PowerChute Network Shutdownは、ホストのシャットダウン後、バッテリー電力を保持するためにUPSの電源オフを行うことができます。デフォルトでは、UPSの電源オフを行いません。
※ 一部のUPSモデルではPowerChute Network ShutdownよりUPSの電源オフを行うことができません。詳細はお使いのUPSのマニュアルを参照してください。

Network Management CardはPowerChuteより電源オフコマンドを受信すると、Network Management Card上で設定されている以下の時間待機し、UPSの電源をオフにします。

コンセントグループのないUPS
バッテリー低下持続時間 (Low-Battery Duration) または最大必須遅延時間 (Maximum Required Delay)のうち長い方の時間 + 2分 (固定) + シャットダウン遅延時間 (Shutdown Delay)

コンセントグループのあるUPSで、メインコンセントグループのあるモデル
複数ある切替コンセントグループの電源オフ遅延 (Power Off Delay) のうち一番長い時間 + メインコンセントグループの電源オフ遅延 (Power Off Delay)

コンセントグループのあるUPSで、切替コンセントグループのみあるモデル
複数ある切替コンセントグループの電源オフ遅延 (Power Off Delay) のうち一番長い時間

1台のUPSが複数台のマシンに対して電源供給を行っていて、複数のPowerChute Network ShutdownエージェントがそのUPSのNetwork Management Cardと通信を行っている場合、複数のPowerChuteエージェントがUPSに電源オフコマンドを送信する場合があります。
この時、Network Management Cardは最初に電源オフコマンドを受信した時点で、電源オフの遅延時間のカウントを開始します。また、このカウントダウンはキャンセルできません。
そのため、複数台のPowerChuteエージェントがNetowkr Management Cardと通信を行う場合、シャットダウンが完了していないマシンがある状態でUPSがオフになるケースがありますので注意してください。

ケース1: シングル/冗長UPS構成で、同一構成のPowerChuteエージェントが複数台接続されている
PowerChuteで「Turn Off the UPS」オプションをオフにするか、全てのマシンがシャットダウンしてからUPSがオフになるよう、各PowerChuteおよびNetwork Management Cardの遅延時間の設定を行ってください。
構成例

ケース2: シングル/冗長UPS構成で、異なる構成のPowerChuteエージェントが複数台接続されている
PowerChuteで「Turn Off the UPS」オプションをオフにするか、全てのマシンがシャットダウンしてからUPSがオフになるよう、各PowerChuteおよびNetwork Management Cardの遅延時間の設定を行ってください。
構成例
以下の構成例では、冗長UPS構成の一部として使用されているUPSが、別のPowerChuteによって管理されているシングルUPS構成としても使用されています。

ケース3: アドバンスドUPS構成で、異なる構成のPowerChuteエージェントが複数台接続されている
この構成はサポート対象外です。
構成例
以下の構成例では、PowerChuteによって管理されているアドバンスドUPS構成のUPSの1台が、別のPowerChuteによって管理されているシングルUPS構成としても使用されています。
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